2011年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン

ショット復調のさくら、優勝の鍵はパッティング

2011/05/19 18:31
ショットはすっかり復調した横峯さくら。パッティングが勝利の鍵を握ることになりそうだ

「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」開幕前日の19日(木)、プロアマ戦に出場した横峯さくらは18ホールをラウンド。真夏を思わせる強い日差しが降り注ぐ中、明日の初日に向けて最後の調整を終えた。

今シーズンは開幕戦からショットの精度を乱し、スコアメイクに苦しむ日々が続いていた。だが、2週間前の国内メジャー初戦で、スタンスが気づかぬ内に狭まっていたことに着目。スタンスを広げる(元に戻す)ことで安定感を取り戻し、ショットへの不安を払拭した。

今週のポイントも、ショットではなくパットを掲げたことからも、ショットの復調具合がうかがえる。「調子が悪かった時よりも戦える位置にはあると思います。(パットが)噛み合えば、という感じですね」と横峯。「グリーンが思ったよりも速くはないので、しっかりと打てるように心がけたいです」と警戒を深めていた。

グリーンの重さは、今週火曜日に降った大雨も一因。予選ラウンド2日間は快晴が予想されており、グリーンの硬さも増していくことが予想される。その見極めも、今季初勝利に向けて重要な鍵になりそうだ。

2011年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン