2011年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ

取り戻したショットの感覚、横峯「66」で5位へ浮上!

2011/05/07 16:31
前日までとは別人のように、安定したショットで6バーディを奪って5位タイに浮上した横峯さくら

なんとか決勝ラウンドへ駒を進めたものの、横峯さくらにとってはショットへの不安が残る苦しい予選2日間だった。それはこの日の朝を迎えても同じ。「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」3日目、朝の練習場で横峯は試行錯誤を繰り返していた。

その時ふとひらめいたのは、スタンスを広めにしてみるというアイデア。スタンスが狭いと「右肩が落ちやすいし、左にスライドさせにくいかなと」と、“自分の感覚”という僅かな修正を施すと、「あ、これだ」と久しぶりの感触を取り戻したという。

コースに出てもショットの良い手応えは変わらない。前半2つ、後半4つの計6バーディを奪ってボギーは無し。「久しぶりに自分のプレーというか、しっかりパーオンして5~6mのパットが残るというゴルフが出来て、ピンチは2m位のパーパットが1回あったくらいです」と、完璧なショットのフィーリングに表情も緩んだ。

この日6つスコアを伸ばした横峯は、首位と5打差の5位タイで最終日を迎える。「ショットに自信を持って打てるようになったのは大きいです」という横峯。「優勝には届かなくても、明日も良いプレーが出来たらいいと思います。ショットの不安がないことがすごく嬉しいです」と、ようやく取り戻した手応えと共に、前向きに最終日へ挑む。

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