2011年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ

横峯はショットに不安「今までにないケース」

2011/05/04 19:07
珍しくショットに不安を抱えながらのラウンドとなっている横峯さくら

今季の国内女子メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ・サロンパスカップ」に挑む横峯さくらだが、今年はいつもとは様子が違う。

ツアー再開後の「西陣レディスクラシック」では、「ごまかしごまかし」やっていたというが、翌週の「フジサンケイレディス」では、1番で3日続けてティショットが左バンカーに捕まるなど、想定外の左へのミスが出るようになった。

「右(へのミス)ならまた出たかって感じだけど、左はなんで!?って感じで」と横峯。本来は途中から右に曲がるフェードが持ち球である横峯だが、左に出てそのまま真っ直ぐ、時には左へドローする逆球が出てしまい、「ちょっと今までにないケースでびっくりしています」と驚きを隠せない。

「トップからインパクトに掛けて、右肩が下がってしまうので位置を変えないようにやっています」と横峯なりに修正をして練習場では本来のショットが打てているが、問題はコース上で突発的にそのミスが出ないかどうか。「(4日間競技は)やりやすいというよりも、試せるという感じですね」と、その言葉にもどことなく自信がない。

「試合と練習ラウンドでは違ってくるので、自分のスイングが出来れば自信も取り戻して行けると思う。今週が良いきっかけになるといいです」と、今季初メジャーとはいえ、横峯にとってはまずは自身のスイングと向き合うことが先決だ。

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