2010年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

さくら、2日連続ノーバーディで「すごく残念」

2010/11/28 16:31
地元での大会連覇はならなかったが、にこやかに今季ツアー最終戦

今季最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日、逆転での大会2連覇に挑んだ横峯さくらだったが、硬く速いグリーンとコースを舞う風の影響で、上位の選手を追い掛けるというよりも、耐えてパーを拾っていくというゴルフを強いられる1日となった。

7番で第2打がグリーン奥にこぼれるとアプローチを寄せ切れずにボギーが先行。折り返してからも、11番パー5では4日続けてのボギーを叩き、14番もボギーとした横峯は、昨日に続くノーバーディのラウンドで通算8オーバー、9位タイで今季最終日を終えることとなった。

「今日のラウンドは今年を物語っていたのかなという気持ちもするけど、11番では4日連続でボギーを叩いてしまい、リベンジ出来ず凄く残念です」とホールアウト後の横峯は悔しがる。

「パー5でチャンスは2つだったので、この風の中なら仕方ないとも思うし、しっかり100ヤード以内を練習して、もっとパー5でのバーディを増やしたいと思います」と、来シーズンへ向けての新たな課題を見つけていた。

2年連続の賞金女王の夢は果たせなかったが、「今年は良い経験が出来たので、来年女王を獲りたい気持ちは強いけど、やっぱり韓国勢がトップに来ると思う。誰かが止めなきゃいけないので、その一人になれるようにしたいです」と来年に向けてモチベーションを新たにしていた。

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