さくら単独2位!アンと同組で一歩リード
国内女子ツアー「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の初日、賞金ランキングトップのアン・ソンジュ(韓国)と同組でラウンドした横峯さくら。スタートの1番で2打目をピンの手前2mにつけてバーディを奪うと、3番パー5でも2mのバーディパットを着実に決めてスコアを伸ばした。
7番パー3は25mから3パットでボギーを叩くが、続く8番では4mのバーディパットを沈め前半を3アンダーで折り返した。後半に入って12番パー3でボギーを叩くが、13番、15番と2つのパー5でバーディを奪い4アンダー。首位の佐伯三貴とは1打差の単独2位と好スタートを切った。
横峯にとっては、賞金女王争いで最大のライバルとなるアンが1アンダーの6位タイとなっているため、直接対決でまずは3ストロークのリードを奪うことになった。「風もあったし、ピン位置も難しくて、その中でしっかりパットを決めることが出来たので、良かったと思います」とパッティングが決まっていることが、この日の好スコアに繋がったことを明かす。
ラウンド中は、アンが横峯に話しかけ、それに横峯が笑顔で応えるシーンが度々見られた。「特別なことはないですね。世間話といいますか・・・」と笑う横峯。どうやら、横峯のイヤリングやウェアなどをアンが「可愛いね」などと、話かけているようだ。
「アンさんはボギーを叩かないというか、グリーンを外してもしっかりパーを獲るパッティングも素晴らしいと思います。でも、アンさんのプレーを見ながらも自分のプレーに集中できたので、納得のいくプレーが出来ました」とアンとのラウンドを振り返る。
大会連覇に向けては「明日終わってみて、良い位置にいられるかどうか。このコースは風によって攻め方も変わってくるので、明日になってみないと分かりません」と、大会2日目にいかに上位に食い込んでいるかが大事になりそうだ。