2010年 ミズノクラシック

さくら、上位発進も「ガマンの展開」

2010/11/05 17:35
横峯さくらにとって、まずは風対策が優勝争いへの必須条件となりそうだ

「ミズノクラシック」初日は、例年の展開に違わずビッグスコアをマークする選手が続出。シーサイドコース特有の風の読みがスコアを大きく左右する中、横峯さくらは「ガマンしつつ、伸ばす展開だった」と、風に苦戦を強いられる。

「風の影響を受けて、ボギーを叩いたホールもあった」。12番パー4では、「(2打目を)思い切りいけなく、安全にいったつもりが3パットになった」とボギー。対して、同組で7アンダーをマークした申智愛(韓国)に対しては、「条件は同じなのに、すごい攻めていたと思う。相当、攻める勇気がないと・・・」と感心しきりだった。

とはいえ、この日5バーディ、2ボギーの3アンダー。首位とは4打差と、まだまだ挽回のチャンスはある。この日のプレーの反省を踏まえ、「攻めるところは攻めて、安全なところは安全にいきたい。耐えて耐えて、1つでも伸ばせるように頑張ります」と明日以降のプランを掲げた。

そのポイントとして横峯の口から出るキーワードは、やはり風だ。「風が無かったら、もう少し攻められると思いますが・・・。やっぱり、風の影響はあると思います」。まずは風対策が、横峯のジャンプアップへの必須条件となる。

2010年 ミズノクラシック