さくら、OB一発も内容は上々! 3打差発進!
2010/10/29 16:43
賞金ラングトップを快走するアン・ソンジュ不在の中で迎えた、「樋口久子IDC大塚家具レディス」。約3,300万円差で追う横峯さくらにとっては、その差を詰める大きなチャンス。出だしの1番パー5ではピン奥1メートルを沈めてバーディとし、幸先の良いスタートを切った。
3番でも3.5メートルのスライスラインを読み切ってバーディ。9番パー5でも3打目をピン奥1.5メートルにつけてバーディとし、前半を終えて首位タイの3アンダー。上々の内容で後半へ折り返した。だが、このまま波に乗るかと思われた矢先。10番、11番のパー4ではともに3オン2パットで連続ボギー。不穏な空気が漂い始める。
前半は2つのパー5でバーディを重ねてきた横峯だが、16番パー5で思わぬミスを犯してしまう。3番ウッドで放った2打目をひっかけ、大きく左に曲げてOB。「あんなショット、試合で打ったことが無かったのでビックリした」。それでも、その後は冷静にボギーにとどめ、傷口を最小限に抑えた。
最終的に、4バーディ、3ボギーの「71」。首位に3打差の1アンダー、13位タイでホールアウト。「OB以外は良かったと思います」と、スコア的にも内容的にも、まずまずの滑り出しとなった。最終日は台風の影響が心配されているだけに、明日の2日目にチャージをかけておきたいところだ。