さくら「パットが絶好調!」首位タイで最終日へ!!
国内女子ツアー「マスターズGCレディース」の2日目に、ベストスコア「67」をマークして通算6アンダーの首位タイに浮上した横峯さくら。4番パー3でティショットがグリーンをオーバーし、アプローチで2mに寄せたが、このパットが入らずボギーが先行してしまった。
ところが、6番で上り6mのバーディパットを放り込むと、8番パー5も上り4mを強気に決めた。そして9番は残り140ヤードの2打目に8番アイアンを振りぬくと、ピンの手前20センチにぴたりと止まり連続バーディ。さらに10番も2mのバーディパットを沈めスコアを伸ばす。
横峯の勢いは止まらず、12番パー5で3mのバーディパットを決めると、13番は7m、そして14番パー3は9mと、またしても3連続バーディを奪いこの時点で7アンダーの単独首位に浮上した。
最終18番はティショットを左サイドのラフに入れ、2打目はグリーンをオーバーして再びラフへ。3打目のアプローチはピンを通り越し、2段グリーンの下の段まで転げ落ちた。約15mのパーパットは決まらなかったが、1mに寄せたあとのボギーパットをしっかりと決めて通算6アンダーでホールアウトした。
「最後はボギーでよかったです」。好スコアをマークし表情も明るい横峯は、ナイスボギーでしたという。前日、パッティングがことごとくショートしていたが「今日は強めというか、少しオーバー目という感じで打ったら、結構入ってくれました」と、前日の反省点を踏まえてラウンドしたら、すぐに良い結果が現れたようだ。
「しばらく勝てそうで勝てない試合が続いて、ちょっと落ち込んだ時期もありましたが、今回はチャンスだと思うので・・・」。横峯が2年連続賞金女王を獲得するためには、現在首位のアン・ソンジュと5,000万円以上の差があるため、1試合も取りこぼしが出来ないといっても過言ではない。まずは今週、今季2勝目を果たし、逆転での女王獲得に少しの望みをつなげたい。