2010年 富士通レディース

さくら、名物ホールの18番で痛恨のダボ

2010/10/16 16:52
最終18番で痛恨のダボ。後味の悪いフィニッシュとなってしまった横峯さくら

「富士通レディース」2日目を、首位を走るアン・ソンジュに4打差の3アンダー14位タイで迎えた横峯さくら。この日もバーディ合戦が繰り広げられる中、前半を2バーディ、2ボギーと伸び悩む展開が続く。

だが、折り返し直後の10番でバーディを奪うと、14番、16番と立て続けにバーディを奪取。完全に流れに乗ったと思われた矢先、名物ホールの最終18番パー4で罠が待ち受けていた。2打目をグリーン手前にあるアゴの高いバンカーに打ち込むと、ボールは不運にもアゴの近くに転がり落ちてしまう。

ピン方向への脱出を諦め、バンカーの左側に出そうと試みるも、僅かにキャリーが足りずに再び同じバンカーへ。このホールを4オン2パット、痛恨のダブルボギーを叩き、通算4アンダーの11位タイでホールアウト。首位を独走するアンとは、13打差にまで離されてしまった。

「最後にダボを叩いてしまったけど、全体的には昨日より良かった」と振り返る横峯。自身のプレーには納得しているようだったが、アンの圧倒的な強さには為す術もなかった。「すごいですね。ショットメーカーだし、パットもうまい」。全ての選手と同様、横峯も感心するしかなかった。

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