さくら、「自分が納得できるプレーを」
2010/10/14 16:54
07年の「富士通レディース」では上田桃子とのプレーオフを制し、タイトルを獲得している横峯さくら。プレーオフの舞台となった最終18番は、グリーン手前に深いガードバンカーが待ち受ける名物ホール。その思い入れの深い18番が今年から25ヤード伸び、「すごく難しくなった」と警戒を深める。
「調子があまり良くなかった」という先週の「SANKYOレディース」では、21位と優勝争いに加わることなく3日間を終えた。迎えた今週、「パットの感触も悪くないし、少しずつは良くなっていると思う。頑張りたいですね」と復調の兆しは感じているようだ。
最近の自身のプレーに対しては、「勢いが足りない」と表現する横峯。「最近は3日間を通しても、安定したプレーができていない」。確かに、ここ数試合は浮き沈みの激しいラウンドが続いており、一時期の安定性が欠けている感はある。しばらく優勝から遠のいている理由も、その部分にあるのだろう。
「順位がどうこうより、自分の中で納得のできるプレーをしたい」。そのプレーができた時、おのずと今季2勝目も見えてくるはず。今も記憶に新しい、07年のような熱戦の再現に期待したいところだ。