さくらはパットが復調、首位発進に「90点」
2010/09/17 18:05
「今日は90点くらい。初日にしては良いスタートを切れたと思います」。1イーグル、5バーディ、1ボギーという内容を高得点で評した横峯さくら。「マンシングウェアレディース東海クラシック」初日を6アンダーの首位タイと、自身初の大会連覇に向けて絶好のスタートを切った。
猛チャージの幕開けは5番パー5だった。230ヤードの2打目を3番ウッドで放ち、ピン手前2メートルに2オン成功。これを沈めてイーグルを奪い、一気に勢いに乗った。7番からは3連続バーディ。課題としているパットにも、復調を感じさせる内容だった。
先週のメジャー戦では、パットの乱調により優勝争いから脱落。「先週の自分のプレーに悔しさがある」。昨日もパット練習に多くの時間を費やし、調整に努めた。この日のホールアウト後も練習場に直行し、ショットとともにパットを徹底チェック。テークバックの安定性を高めるため、手の位置をハンドファーストへと修正した。「今日の練習で、だいぶ手ごたえは掴めました」と、パットへの自信をさらに深めたようだ。
予想通りのバーディ合戦の展開に対し、「いかにパットを決められるかだと思います。明日からも頑張りたい」とポイントを掲げる横峯。ショットは好調なだけに、上り調子のパットに安定性が備われば、大会連覇もおのずと見えてくるはずだ。