惜敗のさくら、後半のミスパットに泣く
2010/08/29 18:00
「ニトリレディスゴルフトーナメント」最終日、横峯さくらは首位を6打差で追う厳しい状況からのスタート。逆転にはビッグスコアが求められる中、スタートホールの1番で4メートルを沈め、幸先良くバーディ発進とする。
さらに、6番から3連続バーディを奪って勢いに乗ると、折り返し後の10番でもバーディ。首位を走っていた鬼澤信子が12番、13番とスコアを崩し、その差は僅か2ストローク。「ボードは見ていたので、状況は知っていた」と、いよいよ逆転優勝も見えてきた矢先・・・、ここからパットに泣かされた。
14番から17番まで絶好のバーディチャンスを迎えるも、ボールはことごとくカップを逸れる。「14番(2メートル)と16番(1.5メートル)は明らかにストロークミス。ヘッドアップしてラインに乗せ切れなかった」と、勝負どころのミスパットを悔やんでいた。最終18番は7メートルを沈めてようやくバーディを奪ったが、僅か1ストローク及ばずプレーオフの資格を逃す結果に終わった。
「“パット・イズ・マネー”を思い知らされた週でした」と苦笑する横峯。だが、「ショットは良くなった。昨日の内に修正できたのは大きい」と手ごたえも口にした。来週の「ゴルフ5レディス」は欠場し、宮崎で調整を進める。次戦は再来週のメジャー戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」。「来週は休みですが、(好調を)次の週に持ち越せるように選手権に臨みたいです」と、万全の状態に整えていく。