2010年 全英リコー女子オープン

さくら、1打を悔やみ44位タイ

2010/07/30 06:49
ダブルボギーが悔やまれるが、安定感あるゴルフを見せる横峯さくら

ボギーが先行してもバーディを取り返す展開で、風が強い中でも公言通り粘りのゴルフを展開していた横峯さくらだが、痛恨だったのが13番(430ヤード、パー4)。「左のバンカーまで250ヤードで、そっちに打っていけば全く問題なかったけど、左からの風で流されてしまった」そして、入ってはいけない右のバンカー。刻んでいったホールだけにティショットのミスが横峯のリズムを崩した。結局グリーン上でも1メートルのボギーパットを外してしまいダブルボギーとなってしまった。

「ティショットは毎ホールここしかないってところに打っていました。距離も出して行かないといけないし、一球一球、一打一打大切にやっていました。悔やまれるのは1ホールだけですね。ボギーで抑えられたら良かったのですが、それだけ重要なので…。」1ホールずつ、1打ずつ独特の緊張感にさいなまれるメジャーだけに、この日のミスが大きく感じられたようだった。

「この風の中だったので、スコアだけ見れば2オーバーはまあまあだけど、内容が良くなかったのでもったい無かった。18番のバーディパットは、思ったところに打てたのにカップに蹴られたし…」と、一つのミスがその後のプレーに影響していたのは言うまでもない。

しかし、毎日10時間前後の睡眠がとれており、体力的には全く問題ないという横峯。ロングヒッターには、イーグルが狙えるパー5が多いこのロイヤルバークデイルで明日からの巻き返しを望むところだ。

2010年 全英リコー女子オープン