2010年 エビアンマスターズ

さくら、トリプルボギーにもめげず予選通過!

2010/07/24 06:56
雨にもトリプルボギーにもめげず、予選突破を果たした横峯さくら

「エビアンマスターズ」2日目、9時42分スタートの横峯さくらがスタートする頃から、コースには雨が降り始めていた。4番で2打目がグリーンに届かず、寄せ切れずのボギー。しかし、6番では3mのバーディパットを沈めてスタートのイーブンパーへとスコアを戻した。

526ヤードの7番パー5、昨日はウェッジで打った3打目だが、この日は強い雨の影響で6Iでもグリーンをショートしてしまう。右手前のバンカーに捕まったところで、悪天候の為に競技中断を告げるホーンが鳴り響いた。約30分の中断を挟んでの再開となったが、この難しいバンカーからパーセーブ。その後も14番までは粘り強くイーブンパーをキープしていた。

迎えた15番パー5。残り155ヤードの3打目は、やや右に出てグリーン右手前の木に当たって、下のハザード内に落ちてしまう。小さな竹が生い茂る為、そこから打つのは不可能。後ろにドロップしようにも木が邪魔となりノーチャンス。結局、5打目は3打目の位置から打ち直すことを選択した。その5打目はグリーンをショートして、結局6オン2パットのトリプルボギー。一気に予選カットライン上までスコアを落としてしまう。

「カットラインはずっと気にしていて、あと3ホールで良い締め括りをするしかないなって感じで。+2でもちょっとやばいかなと思っていました」という横峯。最終18番パー5では、エッジまで200ヤードの第2打を5Wでピン下6mに見事に2オン。このイーグルパットは僅かにショートしてしまったが、きっちりとバーディで締め括り、この日「74」、通算2オーバーでホールアウトした。

「前半はだいぶ我慢出来ていました」という横峯。「もし明日プレー出来るなら、しっかりアンダーパーで回りたいです」と、ホールアウト直後は予選通過を確信出来ずに話したが、最終的には54位タイで決勝ラウンドへの進出が決まった。

2010年 エビアンマスターズ