2010年 全米女子オープン

さくら、首位タイで決勝ラウンドを迎えるも・・・

2010/07/11 12:45
第2、第3ラウンドともに入れてしまった3番ホールのチャーチピュー・バンカー。第3ラウンドではトリプルボギーに繋がってしまった/田辺安啓(JJ)

「全米女子オープン」3日目、まずは第2ラウンドの残り15ホールをプレーした横峯さくら。首位に2打差という状況の中、再開後間もない14番で15メートルの超ロングパットを沈めてバーディ。その後はパーをセーブし続けると、折り返し後の4番パー5でもバーディを奪い、通算イーブンパーでフィニッシュ。ポーラ・クリーマーと首位に並んでホールアウトし、昨日に続いて公式会見に呼ばれる健闘を続けた。

引き続き行われた第3ラウンドは、クリスティ・カー、ポーラとともに最終組からのスタート。「ギャラリーは日本の方が多いので大丈夫でしたが、独特の雰囲気だとは思った」と横峯。場の空気に呑まれたわけではないだろうが、その序盤にスコアを崩してしまう。

1番、2番とパーオンに失敗し、アプローチを寄せきれずに連続ボギー。続く3番パー4では、ティショットを左に待ち受ける巨大バンカーに打ち込むなど、4オン3パットのトリプルボギー。「3番はダボでいいと思ったけど・・・。流れが良くなくて、難しさを思い知りました」と、首位争いから後退してしまう。

最終的に、13ホールを消化したところで日没サスペンデッド。首位とは7打差、通算6オーバーの暫定11位タイで3日目を終えた。「今日は粘るゴルフができなかったので、明日は粘るゴルフをしたい。トップ10に入れたらと思います」。残り23ホールで、どこまで首位に迫れるか注目したいところだ。

2010年 全米女子オープン