さくら、多くの注目を浴びる中での一戦
2010/05/20 19:31
先週の「フンドーキンレディース」で今季初勝利を飾った横峯さくらは今週、2週連続優勝をかけて「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」に出場する。昨日は雨のために練習ラウンドを行わず、開幕前日の20日(水)にプロアマ戦をラウンド。晴天の中、最後の調整を行った。
今大会は2007年に勝利を飾るなど、2週連続優勝へ高い期待が寄せられる一戦。優勝するまではコースに苦手意識を抱いていたというが、「3年前に優勝できて、コースを攻略できたことで苦手意識が無くなりました。調子も悪くないし、今週も頑張りたいです」と意気込む。2008年も7位に入るなど、やはり意識の変化が好スコアに結びついているようだ。
そして、今の横峯には気持ちを奮い立たせる事柄がある。在住する宮崎県で被害が拡大している、家畜感染症の口蹄疫。今週17日の月曜日には同県の川南町を訪れ、2週間前の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」で2位に入った賞金1,200万円を自らの手で町長に寄付したという。
「町長さんも、寝ずに仕事をされているようでした。今週も頑張りたいという気持ちは強いです」。口蹄疫の被害が無くなるまで寄付を続けたいと話す。ゴルフファン、そして宮崎県民からの大きな期待を背負う横峯に、今週も多くの注目が集まりそうだ。