2010年 西陣レディスクラシック

さくら、頭痛は大丈夫!「一からやり直します」

2010/04/15 17:45
プロアマ中、予定と違うフェアウェイウッドが入っていたことに気づくハプニングが発生していた

先週開催された「スタジオアリス女子オープン」で、2日目の朝に棄権となった横峯さくらが、今週の「西陣レディスクラシック」に元気な姿を見せた。「月曜までは治らなかったのですが、火曜には良くなって、今は問題ないです」と話す横峯。この日行われたプロアマ戦で、先週の金曜日以来のラウンドを行った。

「頭が痛いからと言って、すぐに薬が飲めませんので・・・」と言う横峯。今季から、女子プロゴルフ協会で抜き打ちのドーピング検査が行われているので、薬の成分が大丈夫かなど調べてからで無いと摂取しにくい。したがって自宅で静養をし、土曜日から月曜日まではクラブも握れなかったという。火曜日、そして水曜日は会場には姿を見せなかったが、練習場で調整を行っていた。

先週の棄権で連続予選通過記録が途絶えたことに関して「毎週意識していたというのは無いですが、まずは予選を通過して優勝争いに加わることが目標だったので。途絶えてしまったことは残念ですが、また一からやり直します」と気持ちを切り替える。

そして、この試合は横峯にとって、2005年にツアー初優勝を果たした思い出深い大会だ。「良いイメージはあるので、勝ちたい気持ちは強いですが、まずは自分のプレーを心がけます」。勝利への意欲を前面には出さず、スコアをまとめることに徹する構えで試合に挑む。

2010年 西陣レディスクラシック