さくら「ゴルフを楽しむのは難しいですね・・・」
国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」初日。沖縄県民期待の星、宮里藍と一緒にラウンドした横峯さくらは、久しぶりのラウンドに「いろんな話をしました」と言う。会話の内容は「ゴルフのことよりも一般的な普通の話ですから」と内容までは語ってくれなかった。
そして自分のゴルフに関して、大会前に目標に掲げた「ゴルフを楽しむ」については「スタート前までは出来ました(笑)。ゴルフを楽しむというのは、難しいんだなと思いました。心の中から楽しむには、まだこれからもっと頑張らないと」と、しみじみ語った。
その楽しめなかった理由は、この日やってしまった2回の3パットと、1回のクラブ選択ミスにある。最初の3パットは5番、距離の短いパー4。ティショットの落としどころが狭くなったホールで、左サイドのラフに打ち込んでしまった。
2打目はテークバックをまともに取れない状況で、パンチショットでグリーンには乗せたが、25mの超ロングパットを残してしまう。そこからピンを2mオーバーさせて返しのパーパットも決められず、直前に奪ったバーディの貯金を使ってしまった。同じく11番バーディ後の12番では、2打目をグリーンの左奥に乗せるが、9mの下りのラインから3パットのボギー。
そして自身も「ちょっと無理でした」と振り返るのは、14番の2打目。ティショットを左サイドのバンカーに入れると、アゴに近い状況で6番アイアンを選択し、結果アゴに当って30ヤード先のラフに出るだけ。そして3打目もグリーンに届かず、この日3つ目のボギーを叩いてしまったのだ。
3ボギーを叩いた横峯だが、最終18番パー5で1.5mのバーディパットを決めてホールアウトし、なんとかイーブンパーで踏ん張ることはできた。明日の2日目は古閑美保、有村智恵という国内ツアーで人気の選手たちとラウンドする。昨年の賞金女王としての地力を発揮して、優勝戦線に加わってもらいたいところだ。