さくら「自信になった」。今季初戦を9位で終える
2010/02/28 22:47
「HSBC女子チャンピオンズ」最終日、首位と4打差の10位タイからスタートした横峯さくらは、日本の賞金女王の存在感を見せ付ける。
2番、3番、5番とバーディを奪って通算6アンダー。首位がスコアを落としたこともあり、一時はリーダーズボードの一番上に名を連ねた。「前半はショットもパットも凄く良かった」と横峯は言う。
苦手意識を持っていた10番でも、右サイドのファーストカットからバンカー越えのピンを狙って第2打を放つと、「ゴー、ゴー!」と気合の掛け声。ピンそば2mのバーディチャンスにぴたりとつけた。
「風の読みが難しかった」という後半は、16番でバーディを奪ったものの、17、18は連続ボギー。結局、通算5アンダーの9位タイで4日間の戦いを終えた。
「この難しいコースを3日間アンダーで回ることが出来て、自信になりました。風の中、良く我慢できたし、良いシーズンのスタートが切れたと思います」と横峯。終わってみれば、日本人としては優勝した宮里に次ぐ高順位。国内開幕戦に向けて、上々の手ごたえを掴んだ今季初戦だった。