2010年 HSBC女子チャンピオンズ

さくら、今季初ラウンドは「悪いなりに楽しめました」

2010/02/25 18:56
ダボスタートからナイスカムバック。手ごたえありの初日を終えた横峯さくら

米国女子ツアー第2戦「HSBC女子チャンピオンズ」が、今季の開幕戦となる横峯さくら。大会初日は10番からスタートしたが、「雰囲気に飲まれてしまったところもあった」と、いきなり躓いてしまう。

フェアウェイからの第2打は、「あと2、3ヤード前に行っていれば丁度だった」というものの、僅かにショートして、グリーン右手前の傾斜を転げ落ちてしまう。3打目のアプローチは、「ライ自体はそんなに悪くなかったけど、思ったより強く入ってしまって…」と、ピンをオーバーして反対側のラフまで達する。そこから、アプローチを2mに寄せるも決められず、いきなりのダボスタートとしてしまった。

前半を3オーバーで折り返した横峯だったが、そのまま終わらないのが女王の意地。後半は4番で1m、7番では5mのバーディパットを沈めて「34」で回り、1オーバーでホールアウト。初日を終え、首位と5打差の25位タイとまずまずの位置まで盛り返した。

「終わってみて1オーバーだったので、我慢のゴルフが出来たと思います」と横峯。試合勘の無い中で、いきなりの難コースが舞台だったが、「悪いなりに楽しめました」と今季初ラウンドとしては上々の手ごたえがあったようだ。

「今日は午前スタートでこれだけ暑かったので、体調管理をしっかりしたい」という横峯。まずは暑さを克服し、国内開幕へ向けて実り多き4日間としたいところだ。

2010年 HSBC女子チャンピオンズ