宮里不在の今大会、横峯の目標は「1日3アンダー」

国内女子ツアー、大王製紙エリエールレディスオープンが愛媛県、エリエールゴルフクラブ松山で17日から開幕する。次週のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは、今季の優勝者と賞金ランキング20位以内の選手のみの出場となるため実質、フルフィールドでは今大会が最終戦となる。

前週の伊藤園レディスゴルフトーナメントの最終日、「80」を叩いて39位タイと不甲斐ない成績を残した横峯さくらは、風邪気味だった体調も回復し、この日は元気にプロアマ戦をこなした。

「今日は寒かったです。毛糸の帽子とか持ってきてなくて、皆さん準備がいいですね」と風が強かったラウンドを振り返る。

そんな横峯には今週も強い味方が…。キャディを務める二宮歌奈子さん（21歳、東北福祉大3年）は高校の同級生。「こっち（今治）の出身なので、ミヤギテレビの時に頼みました」と、気心が知れている頼もしい助っ人だ。また、4週連続となる43インチ、45インチの2本のドライバーを今大会でも使用予定。万全の対策で臨む。

また、ディフェンディング・チャンピオンの宮里藍は、米女子ツアー最終戦に出場のため、今大会を欠場。宮里不在のトーナメントを盛り上げるためにも「魅せる」プレーを披露したい。

横峯が目標とする今季3勝まではあと1勝。「優勝を目指して頑張りたい。攻めるところは攻めて、パーでいいところはきっちり守ってと、冷静に判断できればと思います」と話し、アンジュレーションのあるグリーンに対しては「キーはグリーンになると思います」と、パッティング勝負になると睨んだ。

ズバリ目標は「1日3アンダー」。横峯が愛媛の地で今季3勝目に挑む。