「変わりはない」さくら、賞金トップ目前も冷静沈着
2009/11/19 17:35
先週の「伊藤園レディス」で優勝し、賞金トップの諸見里しのぶとの差を397万円余りに縮めた横峯さくら。今週の「大王製紙エリエールレディスオープン」の結果次第では、賞金トップに返り咲く可能性も出てきた。
今週火曜日には、宮崎でテレビマッチの撮影に臨み、会場入りしたのは水曜日。この日のプロアマ戦で18ホールをラウンドした。昨年はシーズン初優勝をこの大会で挙げたが、開催コースは愛媛の松山。今年は香川が舞台となる。
「周りの方達は盛り上がっているみたいだけど、自分の中では変わりはないです。自分のベストを尽くせたら良いと思います」。逆転女王に盛り上がる周囲の喧騒をよそに、横峯はいたって冷静だ。「よし、やるぞ!って思って空回りしても嫌なので(笑)」と、過去の経験からも、必要以上に気持ちを高めることはしない。
初日は、その諸見里と同組となったが、「最終日にそういう組み合わせで接戦だったら意識せざるを得ないけど、初日なので特に意識するっていうのもありません」と横峯は言う。あくまでも自身の目標はアンダーパー、風次第では2、3アンダーが目標になるという。
「ロングホールで2つくらい獲れれば楽になると思う」と、攻略ポイントを挙げた横峯。ゴルフの調子は相変わらず良いだけに、気負わず自分のプレー出来れば、おのずと結果はついてくるはずだ。