さくらは30位タイに浮上、課題はパー5
2009/10/31 17:56
「樋口久子IDC大塚家具レディス」2日目は52位タイからのスタートと、予選カットラインを見据えながらのプレーとなった横峯さくら。初日はパットがことごとく外れ、「ストレスの溜まる1日」と不満気な表情を浮かべていたが、この日は序盤から好調なプレーを見せる。
10番からのスタート、さらに午前8時6分と早い時間帯ながら、多くのギャラリーが横峯組の後に続いた。その期待に応えるように、11番パー4では手前5メートルを沈めてバーディ。さらに13番パー4でも下りの3メートルのラインをジャストタッチで沈め、早々に予選落ち圏内から脱出する。
だが、その後は伸び悩む展開に。ショットは好調で高いパーオン率を残すものの、「上に付いたのが多かった。風によるミスになるのかな、という感じ」と、なかなか決定的なバーディチャンスを作れない。バーディの欲しかったパー5でも、バーディがゼロと取りこぼしの多さも目立つラウンドとなった。
最終的に2ストローク伸ばすにとどまり、通算1アンダーの30位タイでホールアウト。やはりパー5でのノーボギーを気にかけており、「明日は最低、2つはバーディを獲れるように頑張りたい」と目標に掲げていた。横峯を約1,800万円差で追う賞金ランク3位の有村智恵は、単独首位に浮上。同ランクトップの諸見里も18位タイに浮上した。明日の最終日は、とにかく1つでも順位を上げてホールアウトしたいところだ。