さくらは34パットの乱調、52位タイと出遅れ
2009/10/30 16:56
「IDC大塚家具レディス」初日、横峯さくらはスタートホールの1番パー5でバーディを奪う幸先の良いスタートを切ったが、その後は2ストローク落とし、1オーバーの52位タイと出遅れる滑り出しとなった。
オープニングショットはフェアウェイセンターを捉え、2打目はグリーン手前の花道へ。アプローチをピン奥1メートルにピタリと寄せてバーディを奪ったが、見せ場はここだけだった。その後はパーオンするものバーディチャンスをことごとく逃し、足踏み状態。「ストローク自体は悪くないけど、ほとんど読み(違い)ですね」と、最後までラインの読みに苦しんだ。
「ストレスの溜まる1日でした」と総括した横峯。前半17パット、後半17パットの計34パットという数字が、何よりもその内容を物語っていた。「ショートすることがなかっただけ、まだ良かったかな」。最後までタッチを合わせに行かず、強気なパットを続けられた事がせめてもの救いだった。
ショット自体は悪くない。「噛み合えばスコアは出ると思うので、頑張ります」と2日目の巻き返しを誓った。明日は予選カットラインを見据えながらのスタートとなるが、序盤からスコアを伸ばして早々に追撃体制を整えたいところだ。