2009年 富士通レディース

さくら、バーディから見放され28位に後退

2009/10/17 17:20
横峯らしさを最後まで見せられず、ノーバーディに終わってしまった

「富士通レディース」初日はパットに苦しみ、「ストレスの溜まる1日でした」と振り返った横峯さくら。2日目は首位に4打差からのスタートと、最終日につなげるためには1つでも順位を上げ、上位進出を狙いたいところだ。

だが、バーディの欲しかったスタートホールの1番パー5で3打目のアプローチを寄せきれず、出鼻をくじかれるボギー発進。「あのボギーで流れが決まってしまった感じでした」と振り返る横峯は、2番、4番と4メートル前後のバーディパットを決めきれず、良い流れを掴みきれない。

「チャンスらしいチャンスも少なかった。6メートルくらいのパットも、1つも入ってくれなかった」と、ショットでピンに絡めることもできず、最後までスコアメイクに苦しむ展開に。得意のパー5でも3打目の短いアプローチをピンに寄せきれず、2番以降は17個のパーが並ぶ。結局最後までバーディを奪うことができず、通算1オーバーの28位に後退した。

首位に10打差と離され、優勝は極めて難しい状況となった横峯。「でも、予選は通ったし…」と、連日の苦しい展開に苦笑するしかなかった。「ショットに不安はないけど、攻めたい時に攻め切れなかった」との反省を活かし、賞金女王争いに向けて少しでも賞金を加算したいところだろう。

2009年 富士通レディース