さくら、雨に泣かされ無念の戦線離脱
2009/09/12 19:38
2日目を終えて、首位と5打差のイーブンパーにつけた横峯さくら。「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」3日目は、最終日に向けて上との差を詰めておきたいところだったが、横峯にとっては失意の1日となってしまった。
朝から雨が降り続けたこの日、横峯は3番でグリーン奥からのアプローチを寄せきれずにボギーとすると、続く4番では左ラフからグリーン手前バンカーに入れ、そこから2.5mに寄せるもパーパットを決めきれない。6番では1.2mのバーディチャンスがカップに蹴られ、9番では3mのバーディパットが僅かにカップに嫌われると、思わずその場にしゃがみこんで悔しがった。
10番パー5でバーディを取り返したが、続く11番でボギーを叩く。12番パー3でグリーンに載せたところで雨の為に中断となると、再開後は15mのパットを4mオーバーさせて3パットのボギーとしてしまう。岐阜関のグリーンコンディションの良さが災いし、「全然普通に水はけが良いんだなって」と苦笑するしかなかった。
最終18番でもボギーを叩いた横峯は、この日は1バーディ5ボギーの「76」。通算4オーバーの17位タイへと大きく順位を下げてしまった。首位の諸見里の背中は遠くに霞み、「ショット自体は悪くないので、明日はアンダーパーで回れるように頑張ります」と話すのが精一杯だった。