2009年 CAT Ladies

さくら、序盤で流れを掴めず5位タイに終わる

2009/08/23 17:50
序盤で流れを掴めず、最後まで優勝争いに加われなかった横峯さくら

「CAT Ladies」最終日、横峯さくらは通算5アンダーの5位タイからスタート。首位に2打差と、逆転優勝が十分に狙える位置からのスタートとなったが、1番パー5のティショットは「芯に当たらなかった」と、フェアウェイは捕らえたものの飛距離ロス。2打目はグリーン手前のラフに止まり2オンならず、3打目も寄せきれずにパー発進とする。

2番以降は好調なティショットを続けるが、パーオンするもののアイアンショットでピンに寄せ切れず、なかなかバーディチャンスを掴めない。前半はバーディ1つにとどまり、上位との差が開いてしまう。

それでも終盤、16番で1メートル、17番では10メートル近いパットを沈めて連続バーディを奪う意地を見せ、通算8アンダーの5位タイでフィニッシュ。終わってみれば首位に3ストロークと、展開によっては届かないスコアではなかっただけに、やはり前半の伸び悩みが響く結果となった。

横峯は、スタートホールの1番のティショットについて言及。「1番のティショットをしっかりと飛ばすことができれば、展開が変わっていたかもしれません」。開幕前からポイントに掲げていたパー5、それも最終日のスタートホールでバーディを取りこぼし、勢いに乗れなかったことを悔いていた。

2009年 CAT Ladies