さくら、流れ掴めず優勝争いから脱落
2009/08/09 19:42
北海道で開催された国内女子ツアー「アクサレディス」で、2日目に首位タイに浮上し今季4勝目を狙った横峯さくら。しかし、序盤からバーディチャンスをものにできず、優勝争いから取り残されてしまった。
この最大の転機は6番。2打目でピン1mにつけ、迎えたバーディパット。横峯がアドレスに入った瞬間、ギャラリーの携帯電話の着信音が鳴り響いた。仕切り直しをした横峯だったが、このパットを外してしまい、次の7番でボギーを叩く結果となった。
「1m無いのを決めることが出来なかったのが、今日のゴルフを物語っていた気がします。ショットは悪くないので、パットを調整してまた臨みたいです。(ギャラリーの携帯について)それを言うといいわけになっちゃうし、それだけ自分が集中しきれて居なかったのだと思います」。
後半に入っても11番、12番で連続ボギーを叩くなど、前日とは別人のようなゴルフをした横峯。最終18番は、ティショットを左に曲げると、2打目も左のギャラリースタンド方向へ。最後は集中力が切れたのか、3オン3パットのダブルボギーで6アンダー12位タイに終わった。ホールアウト後は淡々とした表情を見せ、さばさばと、来週に向けて気持ちを切り替えていた。