2009年 スタンレーレディスゴルフトーナメント

さくら、風に惑わされ3連続ボギーに沈む

2009/07/19 17:15
風を読み切れず、12番から3連続ボギーを叩いた横峯さくら

「スタンレーレディス」最終日を、首位と6打差の6位タイで迎えた横峯さくら。大逆転勝利に向けてスタート、と行きたいところだったが、スタート前から濃い霧がコースを包み、その影響でスタートが約1時間30分の遅れ。さらに9ホールに短縮となり、逆転の可能性がさらに少なくなる中、10番ティからスタートを切った。

第1組のスタート時は穏やかなコンディションだったが、徐々に風が強まり、横峯がスタートする頃にはボールに影響を及ぼすほどに。「風が難しかった。この風だとイーブン、チャンスが来れば(バーディを)狙う感じだった」というプランを掲げるが、12番から3連続ボギーを叩く厳しい展開に。

風の読み違いなどにより「ショットは悪くないのに、ボギーになってしまった」と振り返る横峯。ピンに寄せきれず、12番では15メートルのバーディトライから3パット。13番、14番ではグリーンを外し、「パットは問題がある感じ」と、いずれもパーパットがカップを逸れる。最終的に3ストローク落とし、通算1アンダーの25位タイに後退して終えた。

ここ2試合はこれまでの勢いが影を潜めているが、「今の状態が一番下だと思う。練習すれば何とかなるかな、とは思います」と自己分析。来週からは2週間のオープンウィークに突入する。「課題は全体的にあるけど、最後はパットだと思うので、パットを練習したい」と、シーズン後半戦に向けてパットの復調に徹底的に取り組む構えだ。

2009年 スタンレーレディスゴルフトーナメント