さくら、後半の猛チャージで6位タイに急浮上!
2009/07/18 17:40
「スタンレーレディス」初日は出入りの激しい内容となり、1オーバーの38位タイ。首位に7打差と出遅れてしまった横峯さくらだが、2日目は序盤から攻めの姿勢を前面に出し、気持ちの伝わってくるようなプレーを見せる。
1番、2番とピンをデッドに攻め、いずれもピン奥5メートルにつけるが、惜しくもバーディはならず。3番パー5では、2打目を“直ドラ”でグリーン手前花道に運ぶも、2メートルが外れてパー。もどかしい展開が続く中、5番パー4ではピン手前4メートルを沈め、ようやく初バーディを奪う。その後もパーが続き、前半は多くのバーディチャンスをものにできないまま1ストローク伸ばすだけにとどまった。
だが、後半に入り「前半と後半で変わりはなかったけど、後半はパットが入るようになった」と、一気にバーディ量産体勢に転じる。10、11番で連続バーディを奪うと、13番のボギーを挟み、15番、16番とふたたび連続バーディ。さらに最終18番も「良いフィニッシュだった」とバーディで締め括り、後半だけで5バーディ。6バーディ、1ボギーの「67」をマークし、通算4アンダーの6位タイに急上昇を果たした。
「攻め切れなかった部分もあったけど、そこまで完璧は無理なので、良かったとは思います」。自身のプレーに一定の評価を下しながらも、「パットはまだ100パーセントの自信を持って打てていないので、明日に向けて調整したいです」と、最終日への課題も挙げた横峯。首位と6打差と離されてはいるが、この日の勢いを明日の前半から継続できれば大逆転の可能性も残されている。