2009年 明治チョコレートカップ

さくら、連続ボギー発進で勢いに乗れず

2009/07/10 19:37
連続ボギーから一時はイーブンまで戻した横峯さくらは2オーバーで初日を終えた

国内女子ツアー「明治チョコレートカップ」に出場している横峯さくら。初日は賞金ランキングで横峯を追いかける諸見里しのぶ三塚優子と現在のトップ3が揃う組み合わせでのラウンドとなった。

予定では10時6分にスタートだったが、前夜から降り続ける雨が7時過ぎに本降りとなると、コースコンディション悪化のため9時22分に中断となった。そして、1時間40分後に再開となったため、横峯のスタートは11時45分に変更となった。

通常、トーナメント会場にキッチンカーを同行させている横峯は、中断になった場合その車の中でリラックスしながら再開を待つ。しかし会場が北海道ということもあり、今週は移動用に準備したレンタカーの中で時間をつぶしていた。

そして、雨が多少小降りとなってスタートしたが、1番はティショット、2打目と右サイドに曲げボギー。2番パー3もティショットをグリーン右サイドのバンカーに入れ連続ボギースタートとなってしまった。

3番でバーディを奪った直後の4番もボギーを叩き、出鼻をくじかれる展開。しかし、6番、7番で連続バーディを奪い、なんとかイーブンパーに戻して前半を終えた。「前半は耐えましたね。9番で短いバーディパットを外してしまったのがもったいなかったですね」。

後半に入ると横峯のショットは安定感を取り戻した。しかし、12番、17番とボギーを叩き2オーバーでホールアウト。初日は26位タイと、横峯にとっては出遅れる展開となった。「後半は3パットが2回出てしまいました。今日のミスは仕方ないなって感じで、明日がんばります。後半、ショット自体は悪くなかったので、明日は大丈夫です」。

「ラウンド中、正直雨の影響も少しあった」と話す横峯。大会2日目以降は雨の予報も出ていないため、状況は大きく変わりそうだ。スコアを伸ばし合う展開になった場合、横峯の飛距離と粘りのゴルフが出せれば、優勝争いに絡む可能性は高くなる。

2009年 明治チョコレートカップ