さくら、予選の鬱憤を晴らす「65」で3位フィニッシュ
2009/06/28 17:49
首位と5打差となる通算5アンダー、6位タイで「プロミスレディス」最終日を迎えた横峯さくら。初日、2日目と前半にスコアを伸ばすものの、後半に伸び悩むケースが目立っている。自身も不安視していた雨も降らず、快晴に恵まれた最終日。ここで横峯は、これまでの鬱憤を晴らすかのような、素晴らしいプレーを見せる。
4番パー4でバーディを奪うと、8番パー5では3打目残り66ヤードをSWで直接カップに放り込むイーグル。3ストローク伸ばして後半へと折り返す。課題の後半に入っても好調を継続。「今週初めて10番でバーディが獲れて嬉しかった。そこから気を引き締めて行けました」と、その後もバーディを量産する。
15番では1メートルを沈めバーディ。続く16番パー4では2打目をガードバンカーに入れるが、ここから再び直接カップに捻じ込むチップインバーディ! さらに17番でもバーディを奪い、この3連続バーディでさらに浮上。最終的には1イーグル、5バーディの「65」でホールアウトした。上位も伸ばしたために優勝には手が届かなかったが、通算12アンダーの単独3位で終えた。
好スコアにも「今日はショットが良くなかった」という横峯。「ショットが悪い中で、こんなスコアは初めてだと思う」と、苦笑混じりでプレーを振り返った。賞金ランク2位の諸見里しのぶが優勝したことで、トップを走る横峯との差は約340万円に詰め寄られたが、「今は、まだ経過です。今は毎試合、毎試合でベストを尽くすだけ」と、冷静に現状を見つめた。来週はオープンウィークとなるが、宮崎に戻り静養に当てる予定。次戦は7月10日(金)の「明治チョコレートカップ」に出場する。