さくら、スタートから5連続バーディも最後まで続かず
2009/06/26 17:21
「プロミスレディス」初日。横峯さくらは、自身初となるシーズン4勝目と2週連続優勝に向け、9時57分に1番ティからスタートを切った。オープニングショットをフェアウェイ、2打目をピン右1.5メートルにつけると、これを沈めてバーディ発進。ここから、怒涛のバーディラッシュが幕を開ける。
続く2番パー5では、3打目をピン左手前1.5メートルにつけバーディ。3番パー4では、ピン左3メートルの下りスライスラインを読み切ってバーディ。さらに4番パー4の2打目は、ピンに絡ませるベタピンショット。5番パー3ではピン左手前5メートルを捻じ込み、スタートから圧巻の5連続バーディ。「たぶん初めて」という快進撃に、ギャラリーからの歓声が鳴り止むことはなかった。
だが、直後の6番、右ドッグレッグのパー4。ティショットが右に出過ぎてボールはラフへ。「打てるところにはあったけど、思ったよりラフが長かった」と、2打目でグリーンを捕らえきれずボギー。これで流れが完全に傾いた横峯は、8番パー5でもティショットを大きく右に曲げてラフへ。フェアウェイに出そうとした2打目は、木の枝をかすめて再び右ラフ。4オン2パットとし、パー5でのボギーに「もったいなかった」と悔やんでいた。
最終的に、6番以降はバーディを1つも奪えず3ボギー。首位と6打差の2アンダー10位タイで初日を終えた。「明日は、チャンスが来れば(バーディを)狙う感じで。チャンスをたくさん作れるようにしたいですね」。2アンダーは決して悪い滑り出しではないが、序盤の内容が良過ぎたために、後味の悪さが残る初日となってしまった。