さくら、最後に池ポチャ「今年もやっちゃった!」
国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」で、自身初の2週連続優勝に挑んでいた横峯さくら。2日目の13番パー5で「10」という記録的な大叩きをし、優勝争いから脱落。4オーバーで迎える最終日は、イーブンパーまで戻すことを目標にスタートした。
1番パー5は3打目残り70ヤードをピン上2.5mにつけたが、バーディパットは惜しくも入らなかった。しかし、続く2番で1.2mの下りのパットを決めると、3番パー3では上り6mをしっかりと打ち、2ホール連続バーディを奪った。
483ヤードの8番パー5では、フォローの風にも乗り、ティショットで300ヤード以上飛ばす。残り180ヤードの2打目はピンの右横にボールが落ちたが、奥12mまで転がってしまった。ここを確実に2パットでバーディを奪い、10番でもバーディ。この時点でリーダーズボードのトップ10に入っていた。
しかし、その後12番でボギーを叩いた横峯は、前日OBを2発叩いた13番、続く14番とバーディを奪ったが、最終18番で2打目を池に入れてしまった。昨年の大会では、初日、2日目に入れた18番の池。今回はその失敗はせずに2日間切り抜けていたが、最終日に出てしまった。ボギーフィニッシュとなった横峯は、この日4ストローク伸ばして目標のイーブンパーとし、順位も11位タイまで浮上させて大会を終えた。
「最後以外はナイスプレーでした。でもそこが課題かな。ティショットで芯に当たらず、2打目はトップ気味に入ったので、あそこでグリーンをしっかり捉えられるようになれば、自分のレベルも上がってくると思う」。イーブンを目標にしていた横峯だが、パットまもう少し決まっていれば、もっと良いスコアを出せたと悔しがる。
次週は、宮里藍が一時帰国し国内女子ツアーに出場する。久々に宮里さんと優勝争いをしたいかという質問に「したいというより、まずは自分自身ですね。自分のプレーをがんばります」と話す。ゴルフ自体の好調は続いているだけに、次戦も大叩きを避けられれば、上位に名乗りを上げそうだ。