全米女子オープンへは、「いい感じで臨めます!」
2007/06/17 16:09
2日間連続で「72」、通算イーブンパーで最終日を迎えた横峯さくら。前日まではショットが左へ行く傾向が強かったが、昨日会場を訪れた父の指導の下、ショットの調整を行った。その成果は発揮されただろうか?
立ち上がり、1番ホールで6mのバーディパットがカップをかすめて、パーでスタート。その後もスコアカード通りのプレーが続いた。前半をイーブンパーで折り返すと、11番でこの日初めてのバーディを奪う。しかし、16番でボギーを叩き再びイーブンパーに後退する。だが、最終18番ホールでグリーン手前バンカーからの3打目をピンそば1.5mにつけてバーディフィニッシュ。通算1アンダーの26位タイで3日間の戦いを終えた。
「内容的には昨日、一昨日が最悪だったので、スコアはそれなりだけど、今日が一番いいプレーが出来ました」と自分なりの手応えを掴んだ様子の横峯。振り返れば、初日、2日目は本当にショットに苦しんだ。「でも、あのショットで『72』なら、まぁいいかな」と全体的な技術の底上げはあったようだ。
欧州の大会では、姉の留衣がプレーオフの末2位に入り、この日はさくらアカデミーを拠点とする妹分の横山恭子がベストアマの活躍を見せた。次戦の全米女子オープンでは、さくらの活躍に期待が集まる。「(全米女子オープンに向けては)いい感じで臨めると思います」という横峯。海外からの朗報に期待したい。