2007年 スタンレーレディスゴルフトーナメント

プレーオフで敗れて2位。「これを次に活かしたい!」

2007/07/15 17:12
プレーオフのグリーン上。ピンに絡めることが出来ない横峯さくらは不機嫌そうな表情を浮かべる

2日目を終えて首位タイに並んだ横峯さくら。前日、きっちりと沈めた最終ホールのパーパットはやはり大きかった。最終日は台風の接近を受けて、午前6時に早々と中止が決定。首位に並んだ上田桃子有村智恵との三つ巴のプレーオフが行われることとなった。

16番パー3のみを使う3ホールのストロークプレー。プレー順はくじ引きの結果、上田、有村、横峯の順番となった。第1ホールは全員パー。しかし2ホール目、横峯は1メートル程のパーパットを外してボギーとし、パーセーブした2人から一歩後退してしまう。

「バーディを獲らないといけないと思ったのですが、一番出してはいけない飛び過ぎのミスが出てしまった」という3ホール目。ピン上からまたも3パットしてしまい、この時点でプレーオフ敗退が決定した。

「パッティングというよりは、ショットのブレが大きかったです」という横峯。全米女子オープンから課題としていた縦の距離感は、徐々に良くなってきているものの、まだ完全に自分のものとはなっていない。

だが、気持ちは前向きだ。「悔しい気持ちはあるけれど、スイングを修正している段階での2位タイなので、これを次に活かせたらと思います」。次週は高額賞金が掛かった4日間大会。リベンジするには格好の舞台だ。

2007年 スタンレーレディスゴルフトーナメント