2007年 新キャタピラー三菱レディース

「全英」を経験してさらなる成長を遂げ、今季2勝目を達成!

2007/08/19 18:15
ウィニングパットを沈め、「全英」で共に戦った佐伯三貴と抱擁を交わす横峯さくら

2位に4打差をつける独走状態で最終日を迎えた横峯さくら。2日間を終えて通算12アンダーとし、岡本綾子が1980年に樹立した、パー73設定での54ホール最小ストローク記録“通算14アンダー”の更新にも注目が集まった。

「記録のことは今朝聞きました。できればいいかな、とは思っていましたが・・・」と話した横峯は、1番パー5で2打目をピン手前約4メートルにつけるナイスショット。3日間連続のイーグル発進は惜しくも逃がしたが、らくらくとバーディを奪って通算13アンダーとスコアを伸ばした。その後はバーディチャンスにつけるも、惜しくもカップを逸れる展開が続く。それでも8番パー4でようやくバーディを奪い、通算14アンダーと独走態勢を維持したまま前半を終えた。

迎えた後半、13番パー5でバーディを奪い、ついに記録更新となる通算15アンダーに。しかし、17番、18番と連続ボギーを叩いてしまい、結局通算13アンダーでフィニッシュ。それでも2位に2打差をつける余裕の勝利で、“強さ”を印象付ける今季2勝目を達成した。

会見で、「全英に行って考え方が変わった」と話した横峯。「日本は海外に比べると、どこからでもグリーンを狙えるし易しく感じます。すごく良い経験をしました」と、自分にとって成長への大きな糧となったようだ。「最後まで落ち着いてプレーできました」と、精神面での成長も実感している様子。テレビインタビューで「今季の目標は4勝です!あと2勝、頑張ります!」と力強く話した横峯が目標達成を遂げる日は、そう遠くはないかもしれない。

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