2位タイ浮上のさくら、「最終日に父に来てもらいたい!」
2007/09/07 18:33
大会2日目、スタート前の練習場で父・良郎氏からドライバーの指導を受けたという横峯さくらは、そのアドバイスが効いたのか、この日も好調をキープする。フェアウェイを外したのは10番ホールの1度だけ。終始安定したプレーを披露した。
「チャンスは結構ありました」というこの日、最初にバーディが来たのは5番パー5。第2打をグリーン手前まで運ぶと、15ヤードのアプローチをSWで2mに寄せてバーディを奪う。後半は11番パー4で4mを沈め、結局この日は2バーディノーボギーの「70」で回って通算5アンダー。首位と1打差の2位タイへ順位を上げた。
「今日、成長が感じられたのは2番ホール」という横峯。右ドッグレッグでグリーン左サイドに切られたピンに対し、「右からドローのイメージで打った」というセカンドショットをピンに絡めてパーセーブ。「イメージ通りに打てました」と納得の笑顔を見せた。
会見で父の話題に触れられると、「(まわりの雑音は)特に気にはならないです。これまでと全く変わりませんね」とさばさばした様子で話した横峯。記者から『お父さんが日曜日に2人で優勝会見すると言っていましたが?』と質問が飛ぶと、「すっごく気が早いですね(笑)。でも、明日終わって優勝争いをしていたら、最終日には会場に来てもらいたいです」と、躊躇することなく言い切った。
残り2日間の戦略もこれまで通りブレはない。「とりあえずフェアウェイをキープして、パッティングをしっかり打つということを頭の中に入れてやりたいです」。この勢いのまま、メジャー大会2連勝を狙う。