苦手意識を持ちつつも、アンダーパーで乗り切った!
2007/09/22 19:03
「やっぱり、このコースは自分には難しいです」。初日に続き、上田桃子と同組となった横峯さくら。この日は3バーディ2ボギーの「71」で回り、連続アンダーパーラウンドの記録も伸ばしたが、本人の口から出てきたのは、先の言葉だった。
この日は4番、8番とバーディを先行させ、一時は首位にも並んだ。だが、9番パー4の9Iで放った第2打を「左足上がりだったけど、上げようとしたらダフってしまって…」と、グリーンをショートさせ、アプローチも寄せきれずにボギーとしてしまう。
「状況判断が出来てなかったです」と悔やんだが、その後も11番でボギーを叩き、流れを掴みきれなかった。同組の上田が、前半2つスコアを落としながらも、後半に入って4つ戻したのとは対照的に、スコアは1つしか変わらないものの、本人にとっては「60点」というラウンドだった。「ドローヒッターには有利だと思うけど、今日はピンが左に切ってあるところが多くて苦労しましたね」。
2日目を終え、首位と2打差の3位タイ。「優勝争いには加われているので、あきらめずに頑張りたいと思います」と話す横峯は、賞金女王を狙うことも公言し、上田の活躍も刺激になってモチベーションは上がっている。
「難しいという意識の中でもアンダーで回れたことは自信になります」という通り、ゴルフの調子は悪くない。それだけに、本人も「よく勝てましたよね!?」と振り返る2年前の優勝の再現といきたいところだ。