ノーボギー再び!4アンダー・2位タイの好スタート!
2007/09/21 19:01
先週は体調不良で欠場した横峯さくらだったが、今週は体調も持ち直し、2年前に優勝した相性の良い今大会で再び好調なプレーを披露した。
横峯は、「クラシエフィランソロピー」初日から今大会まで、実に17ラウンド連続でアンダーパープレイを続けている。18ラウンド目となるこの日も、2番パー5で1mにピタリとつけてバーディを奪うと、その後も8番パー5、12番パー4、18番パー5でバーディを奪い、ボギーは無し。通算4アンダーの2位タイで初日を終え、連続アンダーパーラウンド記録を「18」に伸ばした。
国内ツアーでの最多記録は、アニカ・ソレンスタムの持つ「22」ラウンド。このペースで行けば、次週の日本女子オープン3日目に新記録達成が掛かることになる。
「ノーボギーは、すごく頑張ったと思います。今日はセカンドでグリーンを外したのが5~6回あったので大変でした」と振り返った横峯。同組の上田が、「すごくイメージが出ている」と賞賛したアプローチで、きっちりとパーを拾う。パッティングも好調で、2~3mのきわどいパーパットも沈める強さが出てきた。
今日の課題となったショットだが、「練習不足もあると思います。球数を打ってないですから…」と、原因は分かっている。「多分、調整は効くと思います」と心配はしていない。
ホールアウト後の練習場には、父・良郎氏も現れ、今大会に出場している姉の留衣とともにさくらの指導を行った。姉と一緒に欧州遠征から帰国した母も加わり、久しぶりに一家全員が集まった横峯家。「(家族は)近くに居てくれた方が安心しますね」。精神、技術的に充実した状態で、横峯は逆転賞金女王へ加速する。