ついに賞金トップに躍り出るか?高額賞金獲得を目指す!
2007/10/18 17:45
先週の「富士通レディス」で今季3勝目を達成し、賞金ランキングトップの上田桃子に、約1,260万円差の2位に迫った横峯さくら。プレーオフ1ホール目で、長いバーディパットを入れ返されると、「うまい」と言って拍手を送った。「準備っていうんですか。外れたらいいなじゃなくて、入れてくるだろうって思っていたから。あ、うまいなぁって」。自然に出た仕草に、今の横峯の精神的強さが現れていた。
好調を維持して、今週は優勝賞金2,214万円の高額賞金大会に臨む。「調子はまぁまぁ。ぼちぼちですね」と、この日のプロアマ後の記者会見で話した横峯。マイペースはいつもと変わらないが、最近は良い意味での“欲”が出てきた。
「全英から帰ってきて、向こうではセカンドでグリーンが狙えなかったりで、パーを拾うのが精一杯だったけど、それに比べると日本のコースはどこからでもグリーンを狙っていける。もっとバーディチャンスを作っていこうという気持ちになりました」と、海外メジャーを経て変化した心境を語った。
「なってみたい気持ちはあるけど、目標って感じです」という賞金女王。「結果的には、桃子ちゃんと一騎打ちみたいになるのかも知れないけど、最終的にはコースとの戦いなので、まずは自分のベストを尽くしたいですね」。この姿勢はシーズン当初から一貫して変わっていない。
「このコースはグリーン周りのラフが難しいので、これからアプローチをしっかり練習しておきます」という横峯。ここで今年の目標達成にもなる今季4勝目を達成すれば、賞金女王争いでも大きな意味を持つことになるだろう。