苦手な17番でダブルボギー!前半のイーグルが帳消し
2007/11/09 19:31
今季残り3試合で、賞金争いの首位を走る上田桃子に約3200万円の差をつけられている横峯さくら。優勝できなくても、確実に上田より上位に入ることが要求される状況だが、「伊藤園レディス」初日のラウンドは、上田よりも1ストローク下のイーブンパーでホールアウトした。
スタートの1番で1メートルのバーディパットを決めると、5番パー5では5番ウッドでのセカンドショットをピン5メートルに2オン。イーグルパットを決め、スコアボードの上位に名前を掲げた。ところが、後半に入ると流れは一変。11番でボギー、13番パー5は3メートルのパットを決めてバーディを奪ったが、15番パー5はバーディを奪えず流れを止めてしまった。
16番では、ティショットを右サイドのラフに打ち込むと、木の根っこが邪魔になり横に出すだけ。このホールをボギーとして迎えた17番パー3では、前の組がティショットを打つところで、しばらく待たせる状況となった。
「17番のパー3は苦手ですね。ティグラウンドに立ったときに、何かへんな感じがするんですよね」。ラウンド後に横峯が明言するほど嫌なホールらしく、9番ウッドでのティショットはテンプラ気味になりグリーンを20ヤード近くショートしてしまった。
アプローチではピン3メートルに寄せることができたが、苦手意識が仇となったか3パットしてしまいダブルボギーを叩いてしまった。これで、前半に奪ったイーグルどころか、3アンダーだった貯金を使い果たしてしまった。
残り2日間の巻き返しが期待される状況だが「上位に入ることよりも、その前に予選をちゃんと通らないといけないので・・・」。横峯らしいマイペースぶりのコメントを残し練習場に向かった。