攻める気持ちを再認識。ランキング2位で今季終了!
2007/11/25 17:19
国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の最終日、通算1オーバーの10位タイから上位進出を目指した横峯さくらは、2バーディ2ボギーの「72」とスコアを伸ばせず、通算1オーバーの12位タイで今季最終戦を終えた。
最終日は序盤の6番でボギーが先行して波に乗れず、イーグルの頻発する9番パー5では4日間を通して1つのバーディも奪えなかった。この9番ホールは左ドッグレッグで、フェーダーの横峯にとっては攻め難いホールの1つ。「まだまだ練習が足りないなと、この試合で実感しました」と振り返った。
17番でオーバーパーを免れるバーディパットを沈め、「成長出来たと思いました」という横峯。賞金ランキング3位の全美貞が通算イーブンパーの7位タイでホールアウトしていたが、横峯との差を逆転することは出来なかった。
今年を振り返り、「今も疲れは無いけれど、あまり練習は出来ていなかった」と話し、練習するための体力作りと、年間を通してのモチベーション維持を来季の課題に挙げた。また、ランキングトップとの差を聞かれると、「攻める気持ちが足りない部分もあった」と、上田に触発されるように、攻めの重要性を再認識した。
今年は年間3勝で賞金ランキングは2位。当初の目標であった2位はクリア出来たものの、勝利数は1つ届かなかった。この試合で国内ツアーは終わり、次週の日韓対抗戦で、横峯の年内のトーナメントも終わる。「危機感というか、考え過ぎるとどうしても守りに入ってしまう。初心を忘れないようにしたいです」。08年の再スタートへ向け、次週は攻めのゴルフが見られるかも知れない。