2007年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

ショットの不安が拡大・・・父の緊急指導で修正なるか!?

2007/11/23 15:48
練習場で娘のスイング指導を行う良郎氏

国内女子ツアー最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」2日目。穏やかだった初日に比べ、風は若干強まったが、空は晴れ、まぶしい陽射しが降り注いだ。

初日を11位タイで終えた横峯さくらは、大会2連覇を目指し追い上げと行きたいところ。しかし、昨日苦しんだショットの精度がこの日も上がらない。立ち上がりの1番では、フェアウェイからの第2打をグリーンに乗せたものの、ピンとは反対方向の約12m。ここから3パットのボギーとし、悪い流れを作ってしまう。

4番でもティショットは右のフェアウェイバンカーに捕まった。「ダフってしまった」という第2打は、バンカーからは脱出したもののすぐ先のラフ止まり。このホールもボギーとした。その後もスコアを伸ばせず、この日は1バーディ3ボギーの「74」、通算2オーバーの14位タイへと順位を落とした。

「チャンスは全然なかったですね。ショットが右へ右へと行ってしまって、自分でも原因が分からなかったです」という横峯。原因は分かるという前日の言葉とは一転、ショットの不安は拡大した。

この日はホールアウト後に、父・良郎氏が練習場に顔を出し、娘の指導を行った。父の緊急指導で、残り2日の新たな目標に設定したアンダーパーを出せるのか、注目だ。

2007年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ