2007年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ

首位と7打差。「少しでも近づけるように頑張ります」

2007/11/22 15:44
得意のドライバーだが、若干の調整が必要なようだ

国内女子ツアーもいよいよ最終戦。賞金ランキング25位までと、今年のツアー優勝者の計30名で争われる「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」が開幕した。

昨年はこの大会で初メジャータイトルを獲得した横峯さくら。今年は賞金女王争いには敗れたが、この試合に勝って目標の年間4勝を達成したいところ。拠点を構える地元・宮崎での試合とあって、今週は自宅通勤でメジャー2勝目を狙っている。

天候にも恵まれ、風も弱い絶好のコンディションとなった初日だが、横峯はスコアを伸ばせない。「4ホール中、3ホールは届く」というパー5でも、バーディを獲れたのは11番の1ホールのみ。「もったいないですね」と顔をしかめた。

「原因は分かっています」というものの、ティショットが右へ行く場面が目立ち、パッティングでパーを拾うホールが続く。結局3バーディ3ボギーの「72」で回り、通算イーブンパーの11位タイで初日を終えた。

トップの不動裕理は7アンダーと一人独走態勢に入っている。「すごいですね、さすがです」と舌を巻いた横峯。「あと3日間あるので、少しでも近づけるように頑張ります」とあきらめてはいないが、ホールの両側が林に囲まれた宮崎CCを制するには、まずはティショットの修正が必要だろう。

2007年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ