鬼門の4番をクリアして、苦手コース克服を目指す!
2008/03/13 17:56
開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」では、一時は3打差をつけて首位に立ったものの、16番、17番の連続ボギーで失速。「自分に悔しい」と落胆を見せた横峯だったが、一方で確かな手応えも掴んでいた。
安定したドライバーショットと、コンパクトにしたことで方向性が良くなったアイアンショット。それに、パッティングの感触も良くなっている。先週はピン型パターを使っていたが、今週は新しくSRIXONのマレット型(TYPE-M)に変えた。ボールにもラインを入れ、パターとラインの向きを合わせる事で「セッティングし易くなりました」という。以前は右を向きつつ左に打っていて、「(ボールを)行かせていた感じ」というが、今は構えたところに真っ直ぐ打つというシンプルさを取り戻した。
しかし、問題はコースとの相性だ。「とりあえず予選を通って、優勝目指して頑張りたい!と言いたいところですが、苦手なコースなので…」と、地元・宮崎での開催とはいえ横峯の歯切れは悪い。
「池が多いし、すぐボギーを打ってしまう」という横峯は、過去の成績を見ても、6ラウンドしてアンダーパーがわずかに1回とこのコースの攻略には苦しんでいる。中でも一番の鬼門は4番パー3。「削って欲しい!」と言うこのホールで、これまでに3ボギー1ダブルボギーでバーディ0と完全に足止めを食らっている。
「まずは4番を乗り切って、風が無ければ3、4アンダー。風が吹いたら、イーブン以下なら上出来です」という横峯。「(苦手だけど)良い成績を残せたら自信になると思います」と苦手克服に向け意欲を見せた。