2008年 クリスタルガイザーレディス ゴールデンスペシャル

パットが入りませんでした… 3打及ばず、6位タイで終戦

2008/05/04 19:32
キャディとの相性も良く、まずまず納得のラウンドとなった横峯さくら

「クリスタルガイザーレディス ゴールデンスペシャル」最終日。横峯は、第2ラウンドの残り4ホールを消化するため、午前4時過ぎに起床。同6時30分、15番パー5のティショットを放ち、横峯の逆転勝利をかけた戦いが始まった。15、16、17番をパー、最終18番で1.5メートルを沈めてバーディを奪ってホールアウト。首位と4打差となる通算5アンダーの3位タイで、最終ラウンドを迎えることとなった。

「ショットが良かった」という横峯は、1番パー5のスタートホールでバーディを奪う。優勝争いに加わるためには、このまま勢いを加速させたいところだったが、「ショットは良いいのに、パットが入ってくれませんでした」と、その後はカップを捉えきれない。すると7番パー4では5メートルのパーパットを外してボギーとし、前半をイーブンパーで折り返す。

後半に入り、17番までに2バーディ、1ボギーとスコアを1つ伸ばして迎えた、最終18番パー5。優勝の可能性はほぼ消えていたが、第2打を、3番ウッドで2オンを狙う果敢な攻めを見せる。グリーン左のバンカーに捕まったが、3打目を3メートルに寄せると、これを沈めてバーディフィニッシュ! 「最後はバーディが獲れて良かった。2オンを狙うことが出来て良かったです」と、自身も納得の締めくくりとなった。

これで8試合を終え、賞金ランキングは5位。悪くは無い数字だが、そろそろ優勝という結果を求めたいところ。「勝ちたいって気持ちはありますが、自分の中でプレーが安定して、波もちょっとずつ無くなって、ボギーを打っても立て直せていますし。そのうち勝てれば、と思います」とマイペースを強調する横峯。「来週はメジャーなので、良いプレーを見せられるように頑張ります」と会場を後にした。今週のプレーを見る限り、課題はパターしか見当たらない。好調のショットと噛み合えば、勝利はおのずと転がり込んで来るだろう。

2008年 クリスタルガイザーレディス ゴールデンスペシャル