連覇は逃すも、ファンの大切さを改めて実感
2008/05/25 17:39
「中京テレビ・ブリヂストンレディス」最終日。不安視していた雨もスタート前には止み、「気持ち的には、“よし!”と思いましたね」と、逆転勝利に向けて1番ティをスタートした。だが、ショットは予選ラウンドと同様に安定しているものの、「前半はパットが入りませんでした」と、バーディパットが入らない。前半9ホールで2パットが実に8ホール。すべてパーで前半を終え、なかなか追撃態勢が整わない展開が続いた。
すると、折り返し直後の10番パー4を3パットとしてボギー。ここで「気持ちが切れかけた」と振り返った。しかし、「今日みたいにスコアが悪いのに関わらず、パッと周りを見たらギャラリーの方がたくさんいてくれて…。頑張らなきゃ、と思いました」と気持ちを切り替えられた。12番、13番で連続バーディを奪うと、16番パー5でもバーディ。この日「70」とし、通算4アンダーの単独7位に浮上してホールアウトした。
連覇は叶わなかったものの、「たくさんのファンの方々に支えられていることを、改めて感謝しました」と、話す横峯。その表情や口調からは、勝利を逃した悔しさよりも、充実した気持ちが醸す穏やかさが感じられた。来週の「廣済堂レディス」は欠場し、宮崎で調整を図る予定。心身ともにリフレッシュさせ、万全の状態で次戦に臨んで欲しい。