2008年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン

首位と4打差は、まだ圏内! 逆転で連覇に挑む

2008/05/24 18:05
猛追を予感させて前半を終えたが…後半は伸び悩んだ

首位と3打差で「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」の2日目を迎えた横峯さくら。「ティショットは昨日より良かった」との言葉通り、オープニングショットからフェアウェイへとボールを運ぶ。外したとしても大きなピンチに陥らない幅にとどまり、見ていて安心感のあるティショットを続ける。

しかし、初日と同様にアイアンショットがピンに絡まない。「距離は合っているんですが、アイアンが右に出ちゃって…。(2打目を)ショートアイアンで打てるホールがたくさんあるのに、もったいない」と、伸び悩んだ要因を挙げた。それならばと、6番、9番と得意のパー5で2つのバーディを奪い、前半を2バーディ、ノーボギー。通算3アンダーと追い上げ体勢を築き、後半へと折り返した。

良い展開で後半を迎えたが、停滞する流れは変わらない。それでも16番までをパーで凌ぎ続けていたが、強い雨が降り出した直後の17番パー4でボギー。そのままホールアウトし、首位とは4打差、通算2アンダーの11位タイで2日目を終えた。「パットは悪くないし、ショットと噛み合えば入ってくれると思います。最後まで何があるか分からないし、最後まで自分のプレーを続けたいです」という横峯。首位との差は広がったが、ショートアイアンの調整次第では、ビッグスコアをも予感させるプレーを続けている。混戦の隙をつき、最後に笑っているのは横峯…という展開も、十分に考えられるだろう。

2008年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン