首位に1打差に迫るも、18番で痛恨のボギー
2008/06/16 11:34
「サントリーレディスオープン」最終日、横峯さくらは首位と4打差の3位タイからスタートした。
1番パー5で2打目をグリーンサイドのバンカーに入れたが、きっちりと寄せてバーディ。だが、続く2番、3番と連続ボギーを叩いて通算4アンダーに後退する。7番でも3パットとした横峯は、通算3アンダーとスコアを落として折り返した。
「苦しかったです」という前半。だが、後半に入ると、ショットがピンに絡みだし、13番、15番、17番とバーディを奪って、通算6アンダーに浮上する。その時点でトップは7アンダー。最終18番次第では優勝の目も残っていた。
ティショットをフェアウェイに置いた横峯。「バーディ狙いでいった」という第2打は、グリーン右手前のバンカーにつかまってしまう。「体の開きが早くて、右に行ってしまった」と悔しがったが、このバンカーショットを寄せきれずにボギーとし、通算5アンダーの5位タイで4日間の戦いを終えた。
最終日は、「悪いなりに納得はしているけど、悪いなりのゴルフだった」という横峯。初日に「66」を出して単独首位に立ちながら、残り3日間でスコアを伸ばすことが出来ず、「初日6アンダー出たけど、良かったのか、悪かったのか…」と複雑な表情を浮かべた。
次戦は米国女子メジャーの「全米女子オープン」。「コースも分からないけど、今のままじゃ怪しい。全体的に安心感がまだ無いので、調整して臨みたいです」という横峯。得意の海外試合で、きっかけを掴みたいところだ。